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初夢 1億人の旅行客

<2019年01月号>
 
     
 

   新年明けましておめでとうございます。

   今年のお正月は、如何お過ごしでしたか。私は昨年を振り返りながら、新しい年に思いを馳せてみました。昨年話題になったものといえば、AI・ビッグデータ・フィンテック・ロボット・ドローン・3Dプリンター・電気自動車・自動運転…。残念ながら、どれもこれも日本企業は後塵を拝しているように見えます。これらデジタル経済はアメリカ・中国が先行していますし、日本企業が今から追いつき追い越すのは難しいなと思えてきます。

   1992年頃までのアナログ経済時代、“ジャパン・アズ・ナンバーワン”と呼ばれ、日本企業・日本の存在感は極めて高いところにありました。例えば、1992年の世界の株式時価総額ランキング上位25社の中には、日本の会社が9社も入っていました。ところが、2018年になると、上位25社には1社も入っていません。こんな事実からも、端的に日本の凋落が分かります。

   さて、そんな状況の中で、再び世界の中で存在感を示すことができるのか、そしてそれは何なのか、私なりに考えてみました。

   日本文化の輸出はどうでしょうか。具体的には「世界から観光客を年間1億人訪日させ、満足させて帰す」ことです。2017年の訪日外国人は2,870万人ですから、1億人というのは、とてつもない数字です。1億人が来たら、様々な問題も起きるでしょう。しかし、それを克服して、毎年満足させて帰せば、我が国にとって、計りしれない程の利益を生みます。いろいろなサービスが生まれ、経済が活性化します。訪日客の旅行消費額は1人当たり15.4万円ですから、15人の訪日客の消費額は日本人1人の年間消費額(234万円)に匹敵します。そして、1億人の訪日客は、国民が658万人増えるのと同じ規模の消費を増やす計算になります。その結果、全ての産業が潤うはずです。更に、1億人の訪日客は、帰国してから日本の良さをタダで宣伝してくれます。女性が一人で旅して安全な国は、そうはないんです。それは文化や民度の高い国でしかなせない技です。

   少子化は止まりません。しかし、訪日客はそれを補う最高の手段です。訪日客は移民ではありません。必ず帰っていきます。世界中で議論が沸騰している移民問題とは無縁なことも、日本にとって悪いことではありません。

   日本が世界に貢献する。軍事やODAでなく「いやし」で貢献する。そして再び違った意味でジャパン・アズ・ナンバーワンとなる。最高の初夢です。

        

 
 

 

OAGグループ代表 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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