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人の仕事とITの仕事の区分けが必要で、できる限りITの仕事を増やす
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凄い人から学ぶ

<2017年9月号>
 
     
 

   「高収益の会社を作る」、ひらたく言うと「儲かる会社を作る」にはどうしたらいいだろうか。

   儲かっている会社は、社員も生き生き、高額納税、雇用創出、雇用の継続、事業(会社)の発展、これは全ての経営者の目的でしょう。

   しかし、自社の現実を見てみると、まあまあなところもありますが、問題だらけで、それこそ頭の中は課題で一杯という状況でしょうか。

   そんな時、一冊の本を頂きました。幸田昌則著、リクルート・江副浩正さんから学んだ『成長の経営哲学』という本です。その冒頭に、高収益を実現する方途は「高く売る」ことではなくて「優れたサービスを安く生み出す」ことでなければならない、という一文がありました。この言葉は、江副さんの1972年のものだそうです。頭を一発殴られたような気がしました。

   価格には、相手があります。競争にさらされます。しかし、優れたサービスなら、自社の努力でできるのではないか。優れたサービスには競争力があり、差別化があります。何よりも、働く人にとって優れたサービスを作ることは楽しいことです。スキルも上がります。人のモチベーションの根元的な心理をついた言葉です。

   しかし、一方で優れたサービスを作るには、多くの時間が掛かります。高単価になってしまいがちです。江副さんは、これを安く作れと言っています。

   安く作るには、多くの時間を掛けては駄目ですね。でも、優れていなくてはなりません。

   正に、ITの活用です。徹底した活用です。

    通常、ITの前に仕組みを作り、それをITによって構築するのが一般的ですが、より合理的なのは、既存のITに自社の仕組みを合わせることです。そのためには人の仕事とITの仕事の区分けが必要で、できる限りITの仕事を増やす事です。

    仕事をITに任せれば任せるほど、人の気持ちは差別化や優れたサービスを開発することに向かいます。何故なら、優れたサービスを作ることは楽しいことですし、お客様に喜んでもらえるからです。本来、人は喜ばれることが好きな生き物です。そういう仕組みができれば、江副さんは高収益の会社になると言っているんです。

    しかし、口で言う程、簡単ではありませんね。できるところからコツコツと変えることです。結果的に、やった人が成果を得ることになるわけです。いずれにしても、45年も前の言葉です。ITもなかった時代です。あらためて、江副さんは凄い人だったなと思います。         

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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