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世間には「期待」して良い世界と「期待」してはいけない世界があるんです。
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期待

<2016年5月号>
 
     
 

 入社式も一通り過ぎて、新しく就職した若人は「期待」に胸を膨らませていることでしょう。

 何といっても学生時代にやったアルバイトとは大違いの仕事の世界=大人の世界がそこに広がっています。そして職場の先輩、上司もまた大きな「期待」を寄せてきます。

 「期待」というのは、とても心地良い言葉です。人の可能性を最大限に引き出す、魔法の言葉かも知れません。

 さて、現実の経営の世界で、何かに「期待」するということはあるのでしょうか。私は、そもそも「期待」すること自体が、経営とは相容れない概念だと思うんです。

 経営とは、全て有るものを有るように受け入れ、現実の成果のみで評価される世界です。「『お客様』に買ってくれるように『期待』する」といった途端に、自責ではなく他責になってしまいます。経営努力とは違う世界に入ってしまいます。

 お客様は、必要なもの、欲しいものは買ってくれるんです。これに向かい、ひたすら考えて実行するのが経営=大人の世界だと思っています。

 この様に、世間には「期待」して良い世界と「期待」してはいけない世界があるんです。マスコミによれば、全ての国民が国や政治家に「期待」している風に思えますが、これは「期待」して良い世界なのでしょうか。それとも「期待」してはいけない世界なのでしょうか。

 個人の判断の問題になりますが、私は「期待」してはいけない世界だと思うんです。「何かに期待する」ことがそもそもの間違いではないか、まして国等に「期待」するのはいけないことだと思っています。

 では、魔法の言葉である「期待」は、何に向かってするべきなのでしょうか。ひいきの野球チーム、サッカーチーム、成長させたいと思う相手、子供(期待はあくまで期待の範囲で)…。これらは許されますね。しかし「期待」を本当に掛ける先は、自分自身以外に無いのでしょう。

 「自分に期待する」

 長い長い人生です。自分自身に大いに「期待」し、胸を膨らまそうではありませんか。夢も広がります。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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