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ボトルネックの解消こそが、トップの取るべき方策なんです。
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ボトルネック

<2015年9月号>
 
     
 

 「経営って何?」という問い掛けには、様々な答えがあると思います。経営という大きなものを、一つの言葉で表すこと自体、そもそも無理があるとも感じますが、ある人は「問題解決だ」と言い切りました。確かに、経営を日常業務としている人にとっては、会社で発生する様々な問題を解決することこそ、経営そのものだという考え方はよく理解できます。

 「問題解決=経営」だとすると、最大の問題は何なんでしょうか? それは「ボトルネック(阻害要因)の解消」なんだろうと思います。

 では、経営におけるボトルネックとは何なのか、これがなかなか難しいんです。

 まず、ボトルネックがどこにあるのか(誰にあるのか)が良く分かりません。その上、ボトルネックは無数にあって、大きさもバラバラで、何が1番大きな問題なのか、簡単には分からないのが普通です。しかも、ボトルネックの原因は社内にあって、人が要因だから尚更複雑なんです。

 皆様、自社のボトルネックを考えてみてください。直ぐに思いつかないのでは、と思うんです。思いついたとしても、解消が難しい問題だと思っていませんか? 「人はいるんだけど、人がいないことが、最大のボトルネックなんだよ」とか、何だか禅問答になってしまいます。しかし、ボトルネックの解消こそが、トップの取るべき方策なんです。

 以下は、私が考え出した「ボトルネックの見つけ方と解消方法」です。

  1. 自分がボトルネックになっていないか、チェックする。
    自分の権限が多過ぎることが大きな原因です。総じて、社員が指示待ち傾向なのは、その現れといえます。思い切った権限の移譲が、ボトルネックを解消するきっかけになります。
  2. 俯瞰的に眺めて、成長していないところや停滞的なところを変える。
    人事配置を変えることは、口で言う程簡単ではありません。有能だからこそ、そのポストに据えたのです。代えられた人は、辞めてしまうかもしれません。さあ、どうするかです。変えたことが成功とは限りませんし、人事がコロコロ変わると組織内の信頼が損なわれ、組織が崩れるリスクも付いて回ります。それでも、敢えて実行しないことには、ボトルネックは解消できません。
  3. ポストを作る。
    ポストを作るためには、会社が成長していなければなりません。成長市場である“ブルーオーシャン”探しこそが、ボトルネックを解消するための要諦です。
  4. 一番有能な人を異動させる。
    大和ハウス工業を創業した石橋信夫さんは「その畑で一番大きい大根を引っこ抜いて、新しいポストに付ける」と言っていました。抜かれた組織も大変ですね。

 とにかく、言うは易し、行うは難しです。しかし、成長には欠かせませんね。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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