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私の今年の経営課題は、「点から面へ」です。
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点から面へ

<2015年2月号>
 
     
 

 私の今年の経営課題は、「点から面へ」です。これは個人プレーよりも集団プレーへの転換ととらえられがちですが、それだけではありません。
図1 〈図1〉のように、一つひとつの点の面積が大きくなれば面になりそうです。一つひとつの点は、働く個人です。点の面積を大きくすることが個人には求められ、会社にはそれを実現する施策が求められます。

 総論は簡単ですが、各論は容易ではありません。各個人の立場や環境、期待等は様々で、思いが一様ではないからです。点の面積を大きくする気持ちの強さも、一様ではありません。それでも個人の点を大きくしなければ、会社も個人も将来は危ういんです。まして個人の給料を上げるには、点の面積を大きくするしか方法がなさそうです。その意味でも、面積を大きくする最大の受益者は個人であり、その人が所属している会社であるわけです。

 面積を大きくするエンジンは、成長へのモチベーションです。そのためには「生きがい」「風通し」「期待されている」「やりたい仕事」「良き仲間」「ライバル」「ポスト」「待遇」等々が必要ですが、会社がこれらを全て用意することは不可能です。そもそも会社は、全ては用意できないと思った方が正解だと思います。しかし経営には、この事実を知り、できないまでも、何ができるかを自社の経営状況の中で一つひとつ探す努力が求められています。「研修?」「コミュニケーション?」「やりがいのある仕事?」「責任あるポスト?」「適所?」「給料?」…。強いて言えば全部が正解ですし、そうなると結局できない事だらけになってしまいそうです。他人のモチベーションを下げる人も、たまにいたりしますから、余計に難しい。しかしやらなければ、個人も会社も危くなり、会社の成長もありません。

 もう一つ、〈図2〉のように、点が手をつないでも面になりそうです。
図2一人ではできない事を協力して行うことで、達成できるかもしれません。他人・他部署の能力を知り、必要とあらば手をつなぐ。これも、面への第一歩でしょう。情報の共有の仕組化と情報への興味(面白いと思わせる)が必要で、チームの編成や規模も大切な要素になってきます。しかし、口で言うほど簡単ではありません。どうしてもセクショナリズムや個人最適になりがちだからです。全体最適であり、個人最適でもある。それが理想です。

 私の目的は、結果として個人力や組織力、団結力、元気力が強化され、全体が成長することなんです。新年の初夢のようですが、これらが経営者の成績表だと思って2015年をスタートします。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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