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会社を成長させ、時間との競争に勝つためには「仕組み」が必要
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仕組み

<2013年12月号>
 
     
 

「1年の計は元旦にあり」という格言はありますが、「1年の総括は師走にあり」とはあまり聞きません。「経営は結果」だとすれば、1年の総括こそが将来への第一歩なのに、どうしてでしょうか。「総括しても結果は変わらない」「総括して落ち込んでもしょうがない」等々の理由かもしれません。しかし、この総括は冷静に分析してしかるべきでしょうね。そして前向きに総括して、社員が共有する財産にするべきなんだと思います。

矢のように去りゆく時間との競争が面白いとは思いませんが、経営とは時間との競争なんだとつくづく実感します。とにかく、人も会社も、手をこまねいていると劣化が始まります。
劣化の程度は人それぞれだし、会社もそれぞれです。事実なのは、下向きになることです。
下向きになって、そのまま行ったら、結果は言うまでもありません。

人はともかく、会社の目的は継続企業を作ることです。そこで、前年と「同じ」なら時間との勝負は引き分け、前年を「上回った」ら勝ち、「下回った」ら負けとしましょう。前年比といっても、何を比較すればいいのか。売上高や利益額に尽きるんだろうと思いますが、その他にあるかもしれません。経営者なら、アクションプランの実行度にその指標を求める人もいるでしょう。それはそれでいいんだと思います。

私は「師走の総括」を始めた途端、肩がこってきました。この1年間、一生懸命やってきたつもりですが、何か今一歩か二歩足りないんですね。これは私だけでなく、多くの皆様も感じる事ではないでしょうか。何故かなと自問していた時、目に飛び込んで来たのが『無印良品は仕組みが9割』という本です。著者の松井忠三さんは今やカリスマ経営者で、話は聞いていたんですが、本を読むのは初めてでした。読み進むうちに、企業の優劣は「仕組み」で決まり、それをどう作るかが重要だと分かりました。本には、良品計画が勝ち続けているノウハウが詰まっています。会社を成長させ、時間との競争に勝つためには「仕組み」が必要で、成長しないときは「仕組み」の悪さ、「仕組み」の無さを嘆くべきだと思いました。ややもすれば原因を人に求め、「誰々がもう少し成長してくれれば」などと思いがちですが、そうではなく徹底的に仕組みに求める事だと気付かされました。

「仕組み」は、1人では作れません。松井さんは、「全員経営は仕組み作り」とまで言っています。師走にかけて1年の総括をされる皆様、是非原因を「仕組み」に求め、新しい年は更なる良い「仕組み」を目指す年にしませんか。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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