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岩盤と人の頭、いったいどちらが固いんでしょうか。
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壊す

<2013年8月号>
 
     
 

岩盤と人の頭、いったいどちらが固いんでしょうか。

どちらも固いのが通り相場です。今、アメリカは地下深くの岩盤に穴をあけてシェールガスを取り出すことに成功して、「工業国家として復活する」と報道されています。

約200年前、岩盤に穴をあけて石炭を取り出し、その石炭エネルギーで世界の海を支配したのはイギリスでした。次に岩盤に穴をあけ、油井を掘り、その石油エネルギーで世界を支配したのはアメリカでした。そのアメリカも工業国家でなくなってから随分経ちますが、ここに来て地下2000mの岩盤に穴をあけ、頁岩(シェール)層からガスを取り出し第3のエネルギー革命を起こして、工業国家として復活しようとしています。いずれも固い固い岩盤を壊す事によって、世界の覇者になったわけです。

少し大きな話になりましたが、「壊す」ことによって何かを手に入れられるということは、石炭や石油に限った話ではなく、多くの事柄に共通するものなんだと思います。「壊す」ことによって新しい何かが生み出されるとしたら、その新しい何かを生み出すために、われわれは何を壊したらいいんでしょうか?それは「人の頭」という以外にないでしょう。

冒頭でも触れましたが、「人の頭」の固さは半端じゃありません。しかも、当人は頭が固いとは思っていないから始末が悪いんです。

皆様、自分の周りを見回してみてください。誰も彼も、頭の固い人ばかりでしょう。石頭の上司や同僚、そして部下…。しかし、一番固いのは「自分の頭」だという自覚はあるでしょうか?多分、私も含めて自分の頭が固いと思っている人は殆どいなくて、とても柔軟な頭の持ち主だと思っています。そこが問題なんですね。

そうなってしまう原因は、
(1) 思い込み
(2) 他人の意見を聞かない
(3) 変化をしようとしない
(4) 自分を正当化する
(5) 他人の責任にする
(6) 努力をしない
(7) 全体最適より自己最適
(8) 正しい視線で見ない
等々です。これら全てが、頭が岩盤化した証拠です。

人は年を取ると、どんどん頭が岩盤化していきます。それは自然の摂理かも知れませんが、岩盤化した頭からは、新しい知恵は生み出されません。少々オーバーですが、私達は日々何かにチャレンジして生きています。だとすれば、積極的に自分の岩盤に穴をあけ、頭の中のシェールガス(宝の山)を取りに行きませんか。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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