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一人ひとりに分かり易い目安を提供するのが、標題の「年収を1,000で割って倍稼ぐ」です。
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1,000で割って倍稼ぐ

<2012年12月号
 
     
 


会社とは、働く人間(それは経営者であろうと社員であろうと)が如何に価値を提供し、その結果として会社に利益をもたらし、それによって全ての社員(経営者を含む)の人生を賄っている器であるといえます。そして、この会社をいかに切盛りするかが経営ということになるんでしょう。

ところで、人が働くとコストが発生し、価値が生まれます。そしてコスト以上の価値を生み出さなければ、利益は生まれませんし、会社は継続発展することができません。コストが収入を上回ったら、会社は必ず潰れます。会社を経営するとは、「収益−コスト=利益」という方程式も成立させることだといい切れます。

いうことは簡単ですが、意外に難しいんです。私も含めて「自分の給料がコストである」などと日常は意識していませんし、給料と稼ぎは別物で、「それはそれ、これはこれ」なんです。

しかし、事実はコスト(給料)と稼ぎ(売上)は一体なんです。その自覚をすること、させることが基本なんだと思います。その上で、一人ひとりに分かり易い目安を提供するのが、標題の「年収を1,000で割って倍稼ぐ」です。

年収を1,000で割ると、自分の1時間当たりのコストが出ます。この倍を目標にして働けば良いという事なんです。

何故かと申しますと、

◆1年間の基本的な労働日数=365日‐104日(土・日)‐15日(祭日)‐20日(有給休暇)‐5日(年末年始・夏休み)=221日
◆1年間の基本的な労働時間=221日×7H=1,547H

従って、1年間に1,547H働いて年収を得ているんです(以外に少ない時間ですね)。

人件費には、このほかに社会保険・通勤費等々が掛かりますから、1,000で割ったくらいが調度いい感じです。

例えば、400万円の年収だと、時間当たり4,000円、600万円だと6,000円、800万円だと1時間で8,000円も自分のコストが掛かっていることになります。お客様との打合わせ、商談、苦情処理等々、そのための移動時間も全てコストが掛かっているんです。1時間当たりこの倍の稼ぎ(粗利)が必要なんですが、以外に大変なことに気付かされます。このことは、営業社員のみならず、経理の社員だろうと同じです。

「1,000で割って倍稼ぐ」

合言葉としても、良い気がします。

良き会社とは、このようなことを自覚している社員が多くいる会社、良き社員とはそれを実行している人。良き経営者とは良き社員が育つ仕組みを作れる人、そして結果を出せる人ということになるんでしょう。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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