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社員の能力を向上させるために、どのようにしているでしょうか。
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見えない能力

<2012年8月号
 
     
 


経営者にとって、頭の中は「明日はどうなるのか」という危機感と、「さぁ会社を成長させよう」という思いが、常に支配していると思います。そしてその結論は、「社員の能力を引っ張り上げる」。これに尽きるのではないでしょうか。

 先日お会いしたある女性経営者は、社員の能力アップのために「私はこうしてるのよ」とあっけらかんとお話しされていました。「なるほど!」と感心しましたので、私なりにアレンジしてご紹介します。

 われわれは社員の能力を向上させるために、どのようにしているでしょうか。適材適所、適切な給与、適切な地位、これらがある程度的を射ていれば会社としては充分に機能していきそうです。しかし、もう一段会社の業績を上げたいと願ったときに、社員の見えない意識(潜在意識)に着目して、見事業績に反映させたというお話です。

 「自分は若い時から、どうしたら成功するかだけをずっと考えてきた」→「ある本で、人間の意識は3%しか活用されていない、残りの97%(潜在意識)は眠ったままであることを知った」→「3%を4%にすれば25%も能力が上る、2%目覚めさせれば50%も上る」。そこから、社員の潜在意識を活用する事を思い付き、潜在意識には4つの性格がある事にも気付きました。

(1)レモンの法則:
酸っぱいレモンを想像すると唾液が出る。つまり、イメージすることが実際の現象を引き起こすことにつながる。

(2)繰り返しの法則:
「仕事ができる」と繰り返し自分に言い聞かせたり、他人に言われているうちにできるようになる。単純にいうと、「思い込み」に近い。

(3)あまのじゃくの法則:
やろうとすればするほど、止めろ止めろとあまのじゃくがささやき始める…。そんなときはスパッと止めて、気分転換した方が、いい結果につながる。

(4)ドキドキの法則:
「良い事」に対しても「悪い事」に対しても、潜在意識はドキドキする。従って、プラスなドキドキのみを取り入れる訓練をするべき。

 感心したのは、潜在意識の4つの性格に気付いたことではなく、社員をその気にさせるために潜在意識が大きな力を発揮すると思い付き、実行したことです。事あるごとに「人間には97%の見えない力(潜在意識)があり、これをいつでも覚醒させられたら、勝てますよ」と単純に社員に教え込む。そこが凄いと感心するところです。「思いは実現する」「思わない事は実現しない」と経営者の皆様は思っているでしょう。これを社員にも「おすそ分け」したところに凄さを感ずるのです。

 経営を上昇させるにはさまざまな手法があると思いますが、社員と面と向き合い、社員の能力を引っ張り上げる事に全力で取り組む。それが潜在能力の活用法だとすれば、真似る価値はありそうです。誰でも、あなたは「凄いよ」「できるよ」と言われて、気分を害する人はいませんからね。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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