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思いの共有

<2012年6月号
 
     
 


中小企業の経営者の方々と接していて感じるのは、自分の経営する会社に人生を懸けているということです。もちろん、会社の借金を全部個人保証していますから、会社が倒産すれば、それこそ人生が無くなってしまいます。懸けざるを得ないのかもしれません。しかし、この人生を懸けることこそが新しい知恵を生みだし、ブルーオーシャンを発見する源泉である気がします。

この源泉たる「人生を懸ける」ことを、組織のトップたる部長や課長に分担して共有させることができれば、こんなに素晴らしい事はありません。

どうしたら共有させられるのか。そもそも人生を懸ける意味を感じてくれるのか。「給料分の仕事はしますよ」という声も聞こえてきそうです。

しかし、社長1人でできることも大したことではありません。多くの部下に協力してもらわなければ、会社はその存続すら危うくなります。

どうしたら「共有」できるのか。それは部長に「部の成長は部長たる自分に全てが掛かっている」と思わせることだと思います。組織がトップ次第だと言うのは、説明するまでもありません。

それをどの程度本人が自覚しているかによるのだと思うのです。部長には、部の成長を考えて最適な手段を講ずるのが部長の力量だと自覚させることです。部長次第で部は決まり、課長次第で課は決まるという当たり前過ぎる事を徹底することです。

経営者の方々に「御社の部長に、その自覚はあるのでしょうか」と問えば、「そのはずです」「だと思います」という回答が想像されます。実は、私もそうだからです。

そもそも部長に任命するときに、その覚悟を問うてもいませんでした。部を活性化させる「要」は部長だと分かっているのに、その部長自身のことが分かっていないのではないか。そう思い当たった訳です。会社を成長させるには部を成長させる、課を成長させるしか方法が無いのに、そこに思い至らなかった私が居ました。

中小企業を経営するとは、この「思いの共有」をどれだけの人に分けれるかが、極めて重要です。そして「思いの共有」には、行動と結果が必ずついて回ります。この行動と結果を評価してあげる事です。人は見られたいし、認められたいし、ブレークもしたいのです。この気持ちに火をつける。それが「思いの共有」だと思います。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


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