OAG税理士法人ロゴ
OAG税理士法人、太田孝昭の経営者を元気にする言葉シリーズ
SitemapEnglish

OAG
お客様専用ダイヤル 03-3237-7500
 
 
  コラム目次へ
「絵に描いた餅」 <2011年4月号
 
     
 

「絵に描いた餅」は、よく聞く話です。「絵空事」とか「空虚な話」「実現できない事」の代名詞に使われ
ます。私個人に限って言えば、実はこの「絵に描いた餅」があるんです…、問題ですよね…。東京都知事選に立候補した渡邉美樹さんが「夢に日付」と言っているのは、「絵に描いた餅」にはしないぞ、という意味なのだと思います。

個人的な事はともかく、会社の中にある「絵に描いた餅」は大いに問題なのは論を待ちません。典型的なものは「計画倒れ」であり「予算未達成」でしょう。では、何故そうなるのでしょうか

@絵に描いた餅なのか、実際に餅を作っているのか、上司には分からない。
A周りは分かっているとしても、摩擦を避けるために指摘しない。
B時間が経過して、初めて分かった時には決算を迎え、来期の課題として残されてしまう。

だいたいこんなところでしょうか。
私が特に指摘したいのは、@の「分からない」という点です。イギリスの政治学者パーキンソンは官僚制を研究して、次のような法則を発見しました。

「仕事の量は、完成の為に与えられた時間を全て満たすまで膨張する」このパーキンソンの法則と絵に描いた餅の話は、共通するように思います。1時間あれば、その1時間を全て使い切るように仕事を増やしてしまう。例えば、コピーを取るような仕事であっても、手間暇かければ、1時間などあっと言う間です。

仕事をしていると、人は安心します。仕事をしている以上、上司から怒られる事はありませんし、何もしないで怒られるより、無駄な仕事でも、何かをやったふりをしている方がいいからです。身につまされるような、妙な説得力がありますが、これでは困ります。

「絵に描いた餅」で終わらせない為には、パーキンソンは「何が大切なのかを見極める事」が最も重要で、「優先順位付けを行い」限られた「時間の中に押し込んでやる事」だと言っています。実際の餅は、そうしなければ食べられないということなんですね。

最後になりましたが、東日本大震災の被災者の皆様に心からのお見舞いを申し上げると共に、今も福
島原発を初めとして被災各地で復旧・救援活動に尽力されている皆様に心より敬意を表したいと思います。

そしてわれわれは、風評に惑わされず、今すべき事、できる事に邁進していきたいと思っています。お互いに頑張りましょう。

 
 

 

OAG税理士法人 代表社員 税理士 太田 孝昭 著

※広報誌「春夏秋冬」掲載

 
 


▲このページのTOPへ
 

 
個人情報保護方針    個人情報の取扱い    お問い合わせ
copyright (c)2007 OAG Certified Public Tax Accountant's Corporation